アーチストを調べてノートに記録していく
結局、お金持ちにはかなわない
コレクションをすることに際して、ある程度のラインまでは、お金があるに越したことはありません。
どんな初心者であったとしても、潤沢な資金があって、お金にアカせて収集したら、短期間でかなりのコレクションが出来てしまいます。
極端な話、有名なコレクターのコレクションをそのまま買い取ってしまったとしたら、それだけで飛び抜けた存在になってしまいます。
でも、それは、コレクション本来の意味から言えば邪道であるような気もします。
また、おそらくすぐに飽きてしまうのではないかとも考えられます。
自分なりの切り口
音楽は、自分の耳で聴くものですし、また、感じるのは、頭であったり心であったり。
とにかく個人的な体験であることに変わりはありません。
また、音楽の面白い点の一つには、経験がそこにのっかってきたりすることもあります。
音楽を聴いて、その曲がよく流れていた自分の経験上のシーンが浮かんでくるというのは、誰にでも経験があるところです。
今は、インターネットがあり色々な情報を調べることができます。
また、youtubeを視聴すると実際の音楽を聴くこともできます。
サスペンス・ドラマの記者の取材ノートとか、刑事の事件の調査などのノートとか。
そのようなイメージで、ありとあらゆる情報を調べてまとめていくのも楽しい、一つの切り口と思います。
いわゆるディスコグラフィを作ったりするのも、その一部分であると思います。
アルバム・タイトル、曲目、パーソネルから始まって、ありとあらゆるクレジットを調べて記載していく。
その過程こそ楽しい作業に違いありません。
また、ネットを検索すれば、英語圏のサイトにインタビューが沢山あったりします。
そして、色々な情報を集めて、記録して、そこから自分の考えとか、新たに知ることができた関係など、わずかでも発信できることが生じてくるかもしれません。
まずは、大学ノートなり、ルーズリーフノートなりを一冊用意して、記録するところからやってみるのがいいと思います。
そうやって蓄積した知識は、自分だけのものです。総合という意味においてですが。
今、どんな音楽を聴きたいのかとか、それを聴いたら次は、どれとかその選択は、個々人で異なってきます。
その部分こそが趣味の本質なのではないかと思います。そして、それは、コレクションの多寡に影響されない部分です。
ツイート